当記事は、現役地方公務員の私が、公務員になってよかったことを実体験を紹介しつつ解説します。
実体験を紹介する部分では、10代の彼女を妊娠させてしまった時のことなど、公務員としてあるまじき行為等も含まれておりますが、隠さずありのままに紹介しております。
上記のようなリアルすぎる実体験が紹介されているからこそ、これから公務員になろうと思っている方にとってみれば、リアルな世界を知ることができると思います。
恐縮ですが、この記事が皆さんの将来を決める判断材料になれば幸いです。
それでは、以下の目次のとおり進めていきます。
公務員になってよかったこと
早速、公務員になってよかったことを下記のとおり紹介します。
社会的信用が大きい
まずは、社会的信用が大きいということです。
これは世間で言われていることですし、皆さんも承知のことでしょう。
ちなみに「社会的信用」っていう言葉をイメージできない人は、「あなたは社会で信用されている。」「あなたのことは信用できるからお金を貸してあげる」くらいにイメージしておいてください。
実際に私が公務員になってみて、社会的信用が大きいということを実感したのは、住宅の購入を検討したときです。
住宅展示場に行ったことがある人なら分かりますが、住宅展示場に行くと、見学者情報(指名、住所、職業、家族構成等)を記載させられますよね。
私が職業欄に「公務員」って書いて途端、それまで大して営業してこなかった職員が急激に猛チャージしてきました。笑
私はみてくれが公務員っぽくなく、どっちかというと職人寄りということもあって、どうせお金かりられないから営業しても購入につなげることはできないから意味ないなと思われていたんでしょう。
公務員ってだけで、それくらい手のひら返してくるんです。
公務員って何度も言うように社会的信用が大きいので、貯金0でも簡単に銀行からお金を借りることができるんですよね。中小企業に勤めている人は、貯金がないと簡単に借りることはできないし、個人事業主や職人は、貯金があっても借りることができないケースが非常に多いのにです。
結局その後私は、別のハウスメーカーで注文住宅を建てることになるのですが、貯金0でも約4,000万を低金利で借りることができました。
ちなみに、同じ時期に家を買おうとしていた職人の友人は、なかなかお金を借りることができず、結局今も家を買えてません。
これが、社会的信用の大きさです。
福利厚生がすごい
次に福利厚生がすごいということです。
これも、よく言われていますね。
下記は、「Biz Hits」が2021年に実施した「あったらうれしい福利厚生に関する意識調査」の結果です。
公務員は、このほぼ全てがあります。
福利厚生が充実している組織は働きやすく、就職や転職の際に人気がありますよね。
なお、ランキング1位の「家賃補助・住宅手当」ですが、だいたい3万円弱が支給されますが、支給要件は賃貸住宅の場合です。
このように福利厚生が充実している公務員は、健康維持・増進しつつ生きていくことができますね。
ちなみに私は、下記のとおり福利厚生の恩恵を受けておりますよ。
・以前は、賃貸物件に居住していたので家賃手当もらってた
・交通費もらってる
・スポーツジムは無料
・子供と行く動物園・水族館は特別価格
・祖父母がなくなったときに、慶弔費もらった
・年に1度、両親を連れて保養所に通常の3割くらいの値段で宿泊
・コロナになったときは、1か月近く休ませてもらった
・誰もが知っているテーマパークが3000円引きくらいになる
控え目にいって、恩恵受けすぎですね。
給料をたくさんもらっているわけではないのに、公務員が貯蓄できる理由って上記のような恩恵を受けることで支出を抑えられる仕組みが整っていることも関係しているのかもですね。
給料が低くない
実は意外と給料も悪くないという事実。
これは意外に思われるかもですが、それなりに給料はもらえます。
大企業>公務員≧中小企業 この関係でいいと思います。その理由を簡単に言うと、公務員の給料は民間の給料を基に決定されており、この民間に含まれるのは従業員300人以上とかそういったフィルターがかかっているという事実があるからです。
ちなみに、最高の転職を実現するメディアさんが2022年10月の公開した記事に掲載されていた年収の中央値は下記のとおりでした。
このように、公務員は意外と給料もらえているのが現実です。
なお、私は25歳~27歳くらいまでは、年収600万弱、30代の今は500万くらいです。残業時間の影響は大きいですね。
将来設計しやすい
新型コロナウイルス感染症の爆発的感染により、観光業等が甚大な悲劇にあったのが記憶に新しいですよね。
コロナやのような未曾有の事態でも、全く影響を受けないのが公務員です。
何が起きようが、給料はほぼ下がらない。法律でがっちり守られておりますから、クビにもならない。つまり、毎月安定して給料がもらえますから、将来設計がしやすいですよね。
「といっても大企業なら安定して給料もらえるでしょ」という声が聞こえてきそうですが、実際に大企業に勤めていた私の親戚もコロナや震災の影響でボーナスカットや強制出勤停止に伴う給料削減等の被害を受けています。具体的には下記の例です。
東日本大震災の影響で大手電力会社に勤めていた親戚は、ボーナスカット。
コロナの影響で大手旅行会社に勤めていた親戚は、ボーナスカットと強制出勤停止に伴う給料削減。
大手企業ですらこのような状況ですから、中小企業で働く方に与えた影響は計り知れませんね。
このような被害を受けない公務員は、圧倒的に将来設計がしやすいのです。
働きやすさ(休みやすさ)
部署によりますが、全体的にみると働きやすさも別格に良いです。
急に予定ができたときは有給休暇、子供が出来たら産休、出産後は育休、心が弱い人には傷病休暇など、これからの休暇を普通に取得することができます。
断られるということはまずないですね。特に最近だと、男性の育休取得の動きが加速してきているので、育休を取得する男性も結構増えています。
別の角度から言えば、民間企業と違って営業成績を争うこともないので、精神的にも安定して働くことができます。
周りから評価される
やっぱり公務員は周りから評価されます。
「公務員すごい~」、「安定うらやましい~」、「頭いいんだね~」とかは本当によく言われますね。
ちなみに公務員を評価してくれるのは、人だけではなく銀行もです。
上記で書きましたが、公務員がお金を簡単に借りることができるのは、銀行は公務員という職業を評価してるからですよね。
余談ですが、私は奥さんとできちゃった結婚をしました。
奥さんのご両親が結婚を認めてくれたのも、私が公務員という職業に就いており、奥さんを将来的にも養うことができると認めてくれたからでしょう。
それくらい公務員という職業は今も評価されるのです。
まとめ
公務員になってよかったことを実体験を紹介しつつ紹介してきました。
最後にまとめます。
公務員になってよかったこと
・社会的信用が大きい
・福利厚生がすごい
・給料が低くない
・将来設計しやすい
・働きやすさ(休みやすさ)
公務員になればお金持ちの生活はできませんが、平均以上の生活をすることをできます。
営業成績に終われることもないので、ストレスに囲まれた職場で働かなくて良いです。
仕事はアルバイトとは違い、何十年としていくわけです。何十年もストレスに囲まれていたいですか?何十年も成績に追われたいですか?
仕事から離れられない人生を過ごしたくないなら、公務員になるべきだと思います。