どうも現役地方公務員のすけまるです。
寝屋川市という自治体が筆記試験なしの職員採用試験を実施するというニュース記事を目にしました。
当自治体は、「モチベーションお化け、集まれ!」という、なんともキャッチーなコピーでこの採用試験を周知しています。
この記事では、この採用試験の意図や寝屋川市とはどこにある自治体なのかなどについて解説していきます。
寝屋川市の概要(所在地・人口など)
寝屋川市の概要は以下のとおりです。
所在地・電話番号など
- 〒572ー8555
- 大阪府寝屋川市本町1番1号
- 電話:072ー824ー1181(代表)
- 業務時間:月曜日から金曜日の9時から17時30分まで
人口と世帯数
- 人口:226,585人(男性:109,178人、女性:117,407人)
- 世帯:112,429人
上記の数字は、寝屋川市HPに掲載されていた令和5年5月1日現在の数字です。
なお、寝屋川市は、大阪府内にある約80の自治体のうち、10番目に人口が多い自治体のようです。(大阪市の人口が圧倒的すぎる・・・)
寝屋川市の驚きのポイント4選
異常な速さで管理職になれる
- 最年少課長:39歳
- 最年少係長:33歳
通常だと、40代半ばで係長へ、50代になると課長へ、というのが普通な昇級速度ですので、寝屋川市は異常です。
異常なフレックスタイムを利用率(全国初、コアタイムなし!)
フレックスタイムを利用したことがある職員の割合92%・・・。しかも、全国で初めてコアタイムのないフレックスタイムとのこと。
柔軟な勤務時間で、子育て中の人も子供に合わせて一緒に過ごす時間が増やせたり、趣味を楽しんだりとプライベートを充実しながら働くには寝屋川市で働くことをお勧めします。
なお、私が働いている自治体はフレックスタイムという勤務体系すら確立されておりません。
異常な速さで管理職を目指せる
なんと、1年目から管理職を目指すことができるようです。
異常な民間企業経験率
過去5年に採用された職員の民間企業経験率は、驚異の73%。
こんなん、民間のノウハウを持った自治体で、他自治体も寝屋川市の動向には注視していること間違いなしでしょう。
寝屋川市の令和5年度職員採用試験
「モチベーションお化け、集まれ!」と題された採用試験の概要はこちらの採用試験案内から確認できますが、主な内容は次のとおりです。
採用予定人数
令和5年10月採用:26人以内
令和6年4月1日採用:28人以内
事務系や技術系などの区分ごとの採用予定人数については、上記の採用試験案内からご確認ください。
試験日程
第1次試験(個別面接)
令和5年6月15日(木)、16日(金)、18日(日)
※試験申し込み時に、日時を選択できるようです。
※合格発表日:令和5年6月28日(水)
第2次試験(ディベート)
事務系:令和5年7月8日(土)
事務系以外:令和5年7月9日(日)
※合格発表日:令和5年7月下旬
第3次試験(個別面接)
令和5年7月29日(土)
※合格発表日:令和5年8月中旬
試験申し込み期間
令和5年5月26日(金)~令和5年6月12日(月)
過去の職員採用試験の実施状況
寝屋川市の過去の職員採用試験の実施状況を見てみましたが、かなりの高倍率でした。やはり、筆記試験がない自治体の職員採用試験の倍率は高くなりますね。
過去の職員採用試験の倍率はこちらから確認することができますが、令和4年度のものだけ下記に貼っておきますが、受験規模が一番多い事務系で30倍近い倍率になっています。
寝屋川市の職員になれる人
寝屋川市の職員になりたい人は個別面接やディベートの際には、必ず以下の人物になりきるようにしましょう。下記は、寝屋川市が求めている人物像です。すべて市HPに公表されております。
- 柔軟な発想や経営感覚を持ち、新たな価値を創造できる人
- 課題に対して前向きに分析し、対策を実行できる人
- 思いやりの心(サービス精神)を持ち、誠実な人
- 積極的に対外へPRする力、表現力がある人